平和の礎

沖縄アートギャラリー

2021年11月14日 15:46

先日、従妹と平和の礎へ行ってきました。


私世代の親は、戦争を幼少期に体験しています。
おじぃが北部最大の激戦地といわれた伊江島戦争で亡くなっています。
3人の娘を育てたおばぁは、100歳で大往生を遂げました。
戦後の時代、どう生きていくのか想像もできない大変さだったと思います。
私たちがこうしていれるのは、先祖があったからこそ。感謝の気持ちを伝えてきました。

経済が豊かになりモノが溢れる生活で戦争を忘れつつあるなかで、文化継承も取組まなくては私たちの世代で止まってしまうことになります。
沖縄の伝統工芸のひとつである紅型。
日本初の野外VRアートギャラリーで、やんばるの森を仮想空間に戦後15歳の時に紅型師になる事を決意した金城昌太郎先生(県指定無形文化財技能保持者)と共に、七人七色の個性が揃った紅型展をオンライン無料開催しています。少しの隙間時間で見ることができます。途中中断しても続きを楽しめます。



17世紀に薩摩の琉球侵略によって琉球の王制が解体した時、多くの紅型職人が職を失い、続けることが困難になりました。
その後の沖縄戦が地上戦の舞台になったことで、紅型をつくるときに欠かすことができない型紙や作業道具を失い、そして貴重な職人も失われたのです。
戦後になり紅型三宗家といわれた「城間家」の城間栄喜氏、「知念家」の知念績弘氏が大変な苦労とともに紅型を復興させました。


『琉球の紅型展』
~作り手が未来へつなぐ紅型の美~
​出展者(五十音順・敬称略)

■阿部遼 ■大城徳男 ■金城昌太郎 ■金城宏次 ■千葉聖美 ■根路銘まり ■宮城友紀

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沖縄に旅に来られる方へ。 一日は、沖縄の歴史文化をめぐる日を作ってみてはいかがでしょうか?
特に、平和記念公園を訪れてほしいです。
写真にあるのは、平和の礎です。

平和の礎(いしじ)
「平和の礎」のデザインコンセプトは、“平和の波永遠なれ(Everlasting waves of peace)”となっておりまして、屏風状に並んだ刻銘碑は世界に向けて平和の波が広がるようにとの願いをデザイン化したものです。
メイン園路は、その中心線が6月23日の「慰霊の日」における日の出の方位に合わせて設定されています。
https://heiwa-irei-okinawa.jp/facility/heiwanoishiji/



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