2014年02月27日

2014年 琉球新報 「落ち穂」コラム掲載

美魔女コンテスト


2012年8月。宿泊客が新聞記事を見せながら言った。
「ヨーコさん。これ出てみたら?(笑)」
それは、「国民的美魔女コンテスト」の記事だった。 見た瞬間に「面白い!出る」と即答。 彼は、からかって言ったのに、真逆に私は躊躇なく出ると言ったもんだから、面喰っていた。四十歳までのプランは、 実行できたと思う。四十代の自分がイメージできていなかったから、ちょうど良かった。
早速、友人達に宣言「来年、国民的美魔女コンテストに応募します。」
気になる応募資格は「35歳以上で年齢を感じさせない輝きを持っている女性」。一次書類審査を通過しないと、特技が披露できない。しゃべりが私の技だから、それを封印されてしまう書類選考をまず突破しなければいけない。ということで、書類審査対策からスタート。美魔女コンテストを主催している雑誌をなんども読み返し、美の傾向を探した。読者が元気があって高い美意識をもっている。これは、それなりにやらないとまずい。それから、心を入れ替えて挑んだ。何で「美」を表現するか。美に関する関連書籍を読みあさった。結果、食事の大切さが知識でわかるようになった。肌や、髪をつくっているものは、食べ物であり、ストレスは脳で感じるものであることが分かった。脳の仕組みを知り、食べるものに気をつけ、大部分のストレスは受け流されるようになった。2003年に仕事中心の東京生活から、故郷の沖縄へ拠点を移し、日常の中に美しい色を見る事ができる生活へと変わっていった。生活になれて来た頃に、美魔女に応募するというも目標から、 野菜やオーガニック材料を取り入れ体にやさしい美味しいご飯を心がけ、体系維持では、ベリーダンス教室に通い、心と体が自然と一体化するように無理なくできる事が、体調管理を整えていけるようになった。そして、応募締め切りの5月、書類に必要なプロフィール写真撮影。美容室もメークも撮影も、プロ根性いっぱいの先生達にお願いした。結果は、1次通過できなかったが、大満足だった。
突破できなかったが得た知識は、美の糧となったかな。


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Posted by 沖縄アートギャラリー at 06:00│Comments(0)コラム
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