2014年06月13日

2014年 琉球新報 「落ち穂」コラム掲載

アートダンサー



来月開催する「沖縄新鋭作家展-動-」7月18日(金)~24日(木)INサンエー那覇メインプレイスに参加するYUKARIさんを紹介したいと思います。アート展に、ダンス?と思われるかもしれません。今回のテーマ「動」には、どうしても立体の動きを取り入れた作品がほしかった。光の発光でもなく、形ある物が動くでもなく、目の錯覚を利用したものでもなく。そこで、YUKARIさんにグループ展への参加を持ちかけました。小柄で引き締まった体に、大きな目が印象的な顔のYUKARIさんは、1985年6月沖縄県那覇市生まれ。
「ダンスは小さい頃からの夢?」
「小さい時は、スポーツ選手になりたかった。運動神経がよかったので、陸上駅伝・バスケでも沖縄代表で行っていた。スポーツの道が開かれていた道だった。ダンスに出逢ったのが、最近で6年ぐらい。その前は、ずっとスポーツの世界にいた。ダンスに出会って、表現できるのは、ダンスだ!と感じロサンゼルスまでいった。」
「どうして、表現できるものがダンスだって感じたんですか?」
「結構口下手で、自分の気持ちを人に言えない。表現方法ってすごく少くって、ダンスのレッスンをうけてみて、顔の表情、歩き方一つにとってもいろんな歩き方があったりとか。自分の表現方法になるって思って、すごい惹かれました」
「YUKARIさんが表現するアートダンスって?」
「ダンスの種類っていっぱいあって、私の中のアートダンスというのは、何のジャンルでもいい。ヒップホップダンスとかレゲェダンスも「ダンス」がつく。でもジャンルで分けるでなくって、ダンスって何を踊っても楽しいもので、ダンス=ダンスなのかなって。ジャンルはなく、クリエイトして形のないもがアートダンスでないのかなと思っています。アートって、作って壊すでないけど、形に無いもの今までにないものがアートだと思う。振付をつくらず、自分にしかできない1度限りの表現。」
会期中YUKARIさんのブースでは、展示しているものもダンスに含まれ、パフォーマンスも行われます。空間を全部使い切るアートダンスをぜひご覧ください☆


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Posted by 沖縄アートギャラリー at 06:00│Comments(0)コラム
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